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初期症状の内に降圧剤とトリグリセライドを減らす治療

2019年06月26日

高血圧は生活習慣病に位置づけられることで疾患の一つとして広く知られるようになりました。
血圧が高い状態になっても初期症状はなく、進行しても気づかない程度の軽微な症状しか表れないというのが典型的です。
そのため、血圧が高いからといって大したことはないと考えてしまう患者が多かったのが事実であり、重篤な合併症を生じてからようやく治療を開始するということが散見されてきました。
一方、生活習慣病には初期症状があまりないというものが多く、それらを合併してしまうことで重篤な合併症を伴うリスクが高まってしまうことが知られています。
血中のトリグリセライドが高くなったり、コレステロール値が高くなったりする脂質異常症は生活習慣病の一つです。
トリグリセライドやコレステロールが血中に多くなっても初期症状はなく、動脈硬化などの合併症を経て脳卒中や心筋梗塞を発症してから気づくということもしばしば見られる状況です。
こういった生活習慣病の治療においては薬物療法による降圧やトリグリセライド、コレステロールの血中濃度を下げるということが重要視されます。
それによって合併症のリスクを顕著に低下させることができるからです。
特に降圧剤を用いる治療は積極的に行われることが多く、降圧目標とされる血圧まで低下させてコントロールすることが目指されます。
それと並行して食事療法や運動療法が実施されて根本からの解決が図られるようになるのです。
食事は生活の基本であると共に、こういった病態を左右するパラメータとして大きな役割を果たすものであり、塩分摂取やカロリー摂取をうまく制御していくことによって治療が目指されます。
そして、運動によってトリグリセライドの消費を促すことで治療を行っていくのが一般的です。